2022年7月7日木曜日

川内原発専門委 稼働開始からのトラブル検証へ

 原則40年の運転の期限が迫る川内原発で、運転の延長を検証する分科会と専門委員会は、稼働の開始からこれまであったトラブルだけでなく、全国の原発で起きた事故などを改めて調べ九州電力の対策を検証することを決めました
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
原発専門委 稼働開始からのトラブル検証へ
                      KYT鹿児島読売テレビ 2022/7/6
 原則40年の運転の期限が迫る川内原発で稼働の開始からこれまでどんなトラブルがあったか改めて検証することになった
 川内原発1号機は2024年7月、2号機は25年の11月に運転期限を迎える。運転期間の延長には1年前までに原子力規制委員会への申請が必要で1号機は残り1年。約半年ぶりに開かれた専門委員会では運転の延長を検証する分科会からこれまでの進捗が報告された。
 6日の話し合いで専門委員会と分科会が連携し、川内原発の稼働の開始からこれまであったトラブルだけでなく全国の原発で起きた事故などを改めて調べ、九州電力の対策を検証することが決まった。
 原子力専門委員会の宮町宏樹座長は「延長した場合に同様の事故やトラブルが発生しないような体制が実際に取られているのかチェックしていきたい」などと話した。様々な視点で九電の安全対策を評価し運転の延長が可能かどうかの判断材料にしたい考えだ。