首都圏反原発連合(反原連)が主催して毎週金曜日 首相官邸前で行っている反原発の抗議行動は、5日で245回目を迎えました(1回目は2012年3月29日)。
この日は約600人が集まり、高浜原発の再稼働反対、インドへの原発輸出を可能にする日印原子力協定承認反対を訴えました。
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原発再稼働・輸出ノー 反原連が首相官邸前抗議
しんぶん赤旗 2017年5月6日
首都圏反原発連合(反原連)は5日、首相官邸前抗議を行いました。安倍政権が高浜原発(福井県)の再稼働、インドへの原発輸出を可能にする日印原子力協定承認を狙うなか、「原発やめろ」「子どもを守れ」「インドに売るな」の声をあげました。
「原発 インドに売るな!」のプラカードを手に参加した東京都足立区の男性(69)は「核保有国のインドに原発を売るというのは、被爆国日本がインドの核開発にお墨付きを与えることになる。『平和利用』なんてごまかし。国民の声をしっかり突きつけたい」と語りました。
約1年ぶりに参加したという同目黒区の女性(62)も「原発事故による避難を『自己責任』だという大臣を任命した安倍首相は許せない。原発事故も収束しないなか、再稼働や輸出で危険を広げるなんてとんでもない」。
600人(主催者発表)が参加。日本共産党の藤野保史衆院議員は国会正門前で「全国各地で『原発反対』の抗議が続けられている。官邸前・国会前の抗議はそのかがり火。これからもみなさんとともに声をあげ続ける」とスピーチしました。