中国初の2000トン級第4世代洋上風力発電設置プラットフォーム「白鶴灘」号が29日、広州市南沙で進水しました。
日射量に左右されない風力発電は再生可能エネ発電の中核になるものです。日本は国土が狭小で陸上型にはさまざまな制約があるため海上型が主力になるようです。
日本でのプラットフォームの最大規模はどれほどなのでしょうか。
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中国初の2000トン級第4世代洋上風力発電設置プラットフォームが進水
CGTN Japanese 2022/7/1
【7月1日 CGTN Japanese】中国初の2000トン級第4世代洋上風力発電設置プラットフォーム「白鶴灘」号が6月29日、広州市(Guangzhou)南沙で進水しました。
画像 https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf9a57466fee9ae452a9a3771301f32aad10c1c/images/000
「白鶴灘」号船は全長126メートル、幅50メートル、満載排水量3万7000トンで、輸送や、ジャッキアップ、自力航行、クレーン操作、据付、ダイナミック・ポジショニング(自動船位保持)など複数の機能を兼ね備え、10メガワット以上の洋上風力発電ユニットの設置能力を有しており、深海遠洋一体型洋上風力発電設備施工作業のニーズを満たすことができます。
「白鶴灘」号は最大水深70メートルでの海上作業に耐えられる120メートルの三角トラス式杭柱4本を備える他、2000トン級のパイルワインディングクレーンが装備され、2000トンの風力発電の基盤とファン設備を吊り上げることができ、近海の深水区および遠洋深海での風力発電ユニットの施工・設置能力を大幅に強化し、作業効率の向上につながるものとみられます。