日本弁護士連合会は、人権擁護大会を10月1~2日、千葉市美浜区の幕張メッセなどで開きます。
第三分科会の「放射能とたたかう」では、放射性廃棄物の処分のあり方を重要なテーマとして議論し、福島原発事故の被災者の健康管理、医療体制、汚染水対策などを話し合います。
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女性と労働、放射能、成年後見など議論 千葉で日弁連人権擁護大会
東京新聞 2015年9月30日
日本弁護士連合会は、人権擁護大会を十月一~二日、千葉市美浜区の幕張メッセなどで開く。
一日は午後零時半から午後六時まで三つのシンポジウムを一般公開。
第一分科会の「女性と労働」はホテルニューオータニ幕張が会場。女性のパートや派遣社員といった非正規労働者の増加、貧困問題を取り上げ、元新聞記者で和光大の竹信三恵子教授らが講演する。
第二分科会の「『成年後見制度』から『意思決定支援制度』へ」は、幕張メッセで認知症の人や障害者が生活に関わることを決められるよう、どう支援できるかを考える。
第三分科会の「放射能とたたかう」は幕張メッセで東電福島第一原発事故の被災者の健康管理、医療体制、汚染水対策などを話し合う。放射性廃棄物の処分のあり方を重要なテーマとして議論し、提言する。
二日は、日弁連が幕張メッセで大会を開き、憲法や特定秘密保護法などについて特別報告を行う。一日のシンポジウムはいずれも無料。問い合わせは県弁護士会=電043(227)8431=へ。 (中山岳)