柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市の市長選が13日告示され、同原発の再稼働について「条件付きで容認」を掲げる元市議桜井雅浩氏(54)と、再稼働に「反対し、廃炉をめざす」元市職員で保健師の竹内英子氏(47)が立候補を届け出ました。投開票は20日です。
竹内氏は、地元の脱原発グループ「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」から擁立され、共産党と社民党が推薦しています。
柏崎市では、7月の参院選では野党統一候補が自民党候補よりも約250票多く獲得しました。また原発の再稼働問題が最大の争点となった10月の知事選では、当選した米山氏よりも、自民と公明が推した対立候補の方が約3600票優りました。 結果が注目されます。
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新潟・柏崎市長選 告示、柏崎刈羽原発再稼働が争点
TBSニュース 2016年11月13日
東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働問題が争点となる新潟県柏崎市の市長選挙が13日に告示され、これまでに新人2人が立候補しました。
「原発反対、原発賛成、考え方に違いはあるわけですが、必ずそこに共有点があるはずです」(条件付き再稼働容認 桜井雅浩 候補)
「原発で事故は起きうる、起きる可能性がある。そのことにしっかり向き合うことで、柏崎は新しい第一歩を踏み出せる」(再稼働反対 竹内英子 候補)
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては、先月の新潟県知事選挙で「現状では認められない」と訴える米山知事が初当選し、今回の市長選でも争点として注目されています。投票日は今月20日です。