2017年1月23日月曜日

23- 「原発避難いじめをなくす」 多摩と浪江の中学生が宣言

  横浜市の原発事故避難生徒に対するいじめ問題では、教育長は全く煮え切らない態度を見せています。ある著名な弁護士は、「教育長はリコールすることが出来る」とツイートしています。彼女の態度はまさにそれに値するものです。
 
 東京都多摩市の落合中吹奏楽部員21日、同市で開かれた福島県浪江中生徒との交流事業で、いじめで苦しんでいる子どもたちを勇気づける宣言を発表しました。
 宣言は「ひとりじゃないよ!~福島第1原発事故で避難しているみんなへ」というタイトルで、「いじめを止めたり、先生に打ち明けるのは怖いかもしれない。でもいじめられている人にとっては『声を発する人』が一人でもいれば心強いはず」などと、2年生4人が宣言を読み上げました。
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「原発避難いじめなくす」 東京・多摩と浪江の中学生が宣言
 福島民友 2017年01月22日 
 東京電力福島第1原発事故で県外に避難した子どもたちがいじめを受けている問題を巡り、東京都多摩市の落合中吹奏楽部員33人は21日、同市で開かれた浪江中生徒との交流事業で、いじめで苦しんでいる子どもたちを勇気づける宣言を発表した。宣言では、いじめを許さない気持ちだけでなく、避難を受け入れている側の多くの人に思いやりの心を持つよう呼び掛けた。
 
 同市では、地元の桜ケ丘商店会連合会(三橋誠会長)が中心となり、浪江町を支援する活動を続けている。子どもたちが演奏などを通じて交流するイベントも定着し、今回は落合中の吹奏楽部が参加することになった。そのころ、県外に避難した子どもたちがいじめに遭っているとの報道が相次ぎ、部員の中で「何かできないか」との声が上がり、メッセージの発信を決めた。発表は浪江中の生徒と交流する「浪江と多摩をつなぐふるさとのつどい」で行うこととした。
 
 宣言は「ひとりじゃないよ!~福島第1原発事故で避難しているみんなへ」。発表では部員全員がステージに集まり、2年生4人が宣言を読み上げた。渋下すみれさん(13)は「いじめに遭い苦しんでいる皆さんに『みなさんはひとりじゃない』と伝えたい。そして、いじめを絶対に許しません」と全員の気持ちを代弁。岡崎琳音(りんね)さん(14)は「いじめを止めたり、先生に打ち明けるのは怖いかもしれない。でもいじめられている人にとっては『声を発する人』が一人でもいれば心強いはず」と、いじめの傍観者にならないよう訴えた
 
 松本元汰さん(14)は、いじめる側に「避難している皆さんは二次、三次災害に見舞われ、親族を亡くし、津波で破壊された故郷を目の当たりにしました」と指摘し、「傷ついた心に寄り添い、一緒になって未来を向くべき。いじめで追い込むことは今すぐやめよう」と呼び掛けた。
 最後に満尾愛梨(あいり)さん(14)は「泣く泣く故郷を離れ、避難先でも苦しまなければならない人がいるのは、どうしてなのでしょうか」と訴えた。
 
 宣言後は、浪江中生徒らによる空手演舞や合唱などが披露され、最後に全員で「浪江中校歌」「ふるさと」を合唱した。