福島原発事故後に避難せず診療を続けてきた広野町の高野病院の常勤医が不在となっている問題で、福島県が4月以降、常勤医の派遣を検討していることを明らかにしました。
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1月10日 広野町の高野病院の危機を救え 常勤医ゼロで診療
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福島県、高野病院に常勤医派遣を検討
産経新聞 2017年1月19日
東京電力福島第1原発事故後に避難せず診療を続けてきた福島県広野町の高野病院の常勤医が不在となっている問題で、病院や県などの関係者による緊急対策会議が18日に同町内で開かれ、県が4月以降、常勤医の派遣を検討していることを明らかにした。
2、3月の常勤医は、都立駒込病院を退職予定の中山祐次郎医師(36)に決まっている。県の担当者は、福島県立医大と連携し、4月以降に常勤医を派遣する仕組みを整えるとしている。人数や体制は明らかにしなかった。今月13日から非常勤の医師の派遣を始めたことも報告された。