2017年2月10日金曜日

10- 民進党「2030年に原発ゼロ」に拙速と異論 電力系議員から

 民進党は、次の衆議院選挙で安倍政権との対立軸示したいとして、原発の稼働をゼロにする目標の時期をこれまでの2030年から2030年前倒しする方向で党の調査会など調整に入りました。それがまとまれば一応の前進と考えられるのですが、そうした動きに対して、電力労組が推す議員らが、「結論ありきで党内の混乱を生む」「拙速に進めても党勢回復には到底つながらない」などと党の対応を批判する申し入れ書野田幹事長提出しました。
 蓮舫代表は来月の党大会で「原発ゼロ」を次期総選挙の目玉として打ち出したい考えだったのですが、果たしてどうなるのか注目されます。 
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2月4日  民進 原発稼働ゼロを2030年に前倒しで調整
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民進党「原発ゼロ」に異論、党内議員から「混乱生む」
TBSニュース 2017年2月9日 
 民進党は次期総選挙の目玉として「2030年原発ゼロ」を打ち出す方向で調整していますが、これに反発する議員が慎重な対応をするよう、早速、野田幹事長に申し入れました。
 民進党はこれまで「2030年代」としてきた原発稼働ゼロの目標を「2030年」に前倒しすることを盛り込んだ「原発ゼロ基本法案」を策定する方向で検討しています。
 こうした動きに反発して、電力会社の労働組合が推す議員らが、野田幹事長に対し慎重に対応するよう申し入れました。申し入れ書では、「結論ありきで党内の混乱を生む」「拙速に進めても党勢回復には到底つながらない」などと党の対応を痛烈に批判しています。
 来月の党大会で蓮舫代表は「原発ゼロ」を次期総選挙の目玉として打ち出したい考えですが、早速、党内から異論が出た格好です。