2017年2月28日火曜日

28- 民進 原発ゼロ前倒し「年限こだわらず」 議論は継続

 民進党の蓮舫代表は、原発ゼロの目標時期前倒しを3月17日のの党大会後に先送りすることにしました。
 当初、原発ゼロの目標時期を現行の「2030年代」から「30」に前倒しし、党大会で発表したい考えでしたが、支持団体の連合が反対し、党内でも賛否が割れてまとめることが出来ませんでした。
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蓮舫氏、原発ゼロ年限明示先送り 連合反発、党内でも賛否
夕刊フジ 2017.02.26
 民進党の蓮舫執行部は「2030年代」と掲げてきた「原発稼働ゼロ」の目標を前倒しする案を巡り、3月12日の党大会で前倒し年限を示すことを見送る方針を固めた。実現のための目標年を明確にすることに、電力総連を傘下に抱える支持組織の連合が反発。党内も賛否が割れているため、結論を先送りする。関係者が25日明らかにした。
 
 党幹部は「党大会あいさつで、蓮舫代表は具体的な数字までは示さない」と強調した。執行部は6月18日の通常国会会期末をめどとして意見の集約を図りたい考えだが、難航する可能性もある。
 前倒しを巡っては、次期衆院選に向け、原発政策を一つの柱として安倍政権との違いを明確化し、独自色をアピールしたいとの思惑がある。