2022年7月1日金曜日

太陽光発電は暑さに弱い!?

 太陽光パネルは温度があがると電圧が下がります。最適温度は25度ですが、夏場には表面温度が70度から80度にもなるため、発電出力は20パーセント以上、落ちるということです。これはパネルの特性上止むを得ないことで、それよりも夏場は日照時間が長、太陽の角度も高いので他の季節より総発電量はやはり多いということです。

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太陽光発電は暑さに弱い!?
                       KAB熊本朝日放送 2022/6/30
 連日の猛暑。ギラギラとした日差しが役に立っているのが太陽光発電です。発電にはうってつけの季節に感じますが、メーカーによると実は、意外な影響が。
 長州産業 藤井康寛さん夏場高温になると発電量・発電出力は若干下がる傾向にある。発電出力でいくと75パーセントから80パーセントぐらいになる
 太陽光パネルは温度があがると電圧が下がります。最適温度は25度ですが、夏場には表面温度が70度から80度にもなるため、発電出力は20パーセント以上、落ちるということです。
 熊本県によると県内の住宅用太陽光発電システムの普及率は15.9パーセントと全国で2番目の水準となっています。電力の供給量が懸念される中、頼りの太陽光発電も暑さには弱いということです。
 長州産業 藤井康寛さん「夏は日照時間が長い、太陽の角度も高いので出力自体は落ちるが、他の季節より総発電量はやはり多い。そこまで心配しなくても大丈夫だとは思います」
 暑くなると発電出力が下がる傾向にあることを認識した上で、引き続き可能な範囲での節電を心がけることが大切だとしています。