毎日新聞 2015年12月05日
原発に反対する市民団体の集会が5日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれ、小林節慶応大名誉教授(憲法学)らが「原発は安全ではない」などと訴えた。
脱原発に積極的に取り組む城南信用金庫(東京都品川区)の吉原毅相談役が「原発は全く採算に合わない。国民の力で変えていかないといけない」とステージから呼び掛けると、拍手がわいた。小林氏も「原発が完全というのはおかしい」と声を張り上げた。菅直人元首相ら野党の国会議員も参加した。
集会終了後、参加者は銀座に向けてデモ行進し、脱原発を訴えるプラカードを掲げながら「原発反対」「再稼働反対」とシュプレヒコールを上げた。(共同)