2022年10月16日日曜日

再エネ建設の説明用に 3Dの景観シミュレーションを活用

 宮城県内の再生可能エネルギー発電施設の予定地では、住民から景観が損なわれるなどと反対の声が相次いでいます。そんな中 地元との合意形成が進むよう計画のイメージを3D(立体画像)で忠実に表現するソフトを東北電力グループの企業が開発しました。

 東北放送が伝えました。
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「住民との合意形成ツールとして」再エネ建設の説明を3Dの景観シミュレーションで
                          tbc東北放送 2022/10/13
 【写真を見る】↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/178091?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=partnerLink&ex_position=photo&ex_id=178091&image=2
3Dで景観をシミュレーションするアプリケーション、「Eco―Lan(エコラン)」。
環境調査などを行う仙台市の「東北緑化環境保全」が開発しました。発電施設建設での住民への説明は、これまでおもに写真の合成や平面図などが用いられてきましたが、「Eco―Lan」は国土地理院の地形データや環境省の植生データをもとに発電所などの景観を計画に忠実に可視化にします。
さらに、日中だけではなく夜間や季節ごとの景観なども画面上に表示出来ます。
東北緑化環境保全 宮本保彦社長:
「住民との合意形成はプロジェクトでは最も基本、初期段階から作成してこう見えると、合意形成のツールとして役立てて欲しい」
県内では、メガソーラーや風力発電の建設予定地で、住民から景観が損なわれるなどと反対の声が上がっていて、この会社は合意形成の円滑化のために活用してほしいと話しています。