2022年10月13日木曜日

九電が川内原発1、2号の運転期間延長を申請

 九州電力は12日、川内原発1・2号機の運転延長に関する許可申請を原子力規制委に行いました。去年から運転延長に必要な特別点検を行い、問題なしを確認したとしています。しかし特別点検のメインは原子炉の強度(耐久性)の筈ですが、その内容についてはいつも発表されません。これでは原子力基本法の公開の原則に反しまします。
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九電川内原発1、2号 運転期間延長を申請
                          九州朝日放送 2022/10/12
九州電力は12日、鹿児島県の川内原子力発電所1・2号機の運転延長に関する許可申請を原子力規制委員会に行ったと発表しました。
鹿児島県薩摩川内市にある九州電力の川内原発は1号機が2024年7月、2号機が2025年11月に40年の運転期限を迎えます。
40年という運転期限は、東京電力・福島第1原発事故を受けて定められたものですが、原子力規制委員会が認めれば、1回に限り、最大20年の運転延長が可能となります。
九州電力は去年から運転延長に必要な特別点検を行ってきましたが、安全性に問題が無いとして、12日、原子力規制委員会に20年間の運転期間延長を申請しました。

九州電力の担当者は「電力の安定供給とカーボンニュートラル実現を両立するため、安全性の確保を大前提に、原子力発電所を最大限活用する方針だ」としています。