原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長が鹿児島県薩摩川内市で講演し、川内原発の運転延長申請を批判し、交付金などに頼らないまちづくりを訴えました。会場には市民らおよそ120人が集まりました。50代の保育士は「福島であんなことがあった日本でまだやる気ですかって、あきれる」と話しました。
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「交付金に依存しないまちづくりを」原発ゼロ訴え 原自連・吉原会長が薩摩川内市で講演
MBC南日本放送 2022/10/23
原発ゼロを目指す民間団体の会長が鹿児島県薩摩川内市で講演し、川内原発の運転延長申請を批判し、交付金などに頼らないまちづくりを訴えました。
講演したのは、原発ゼロを目指す団体、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟の吉原毅会長です。会場には市民らおよそ120人が集まりました。
吉原会長は、福島第一原発事故やロシアのウクライナ侵攻などを例に、九電が川内原発の運転延長を申請したことを批判し、国の電源交付金などに頼らないまちづくりを訴えました。
(60代・会社員):「すぐに原発をなくすというのは市民にとっても(地域経済の)リスクは大きいが、古い原発は一度考えなおしたほうがいい」
(50代・保育士):「福島であんなことがあった日本でまだやる気ですかって、あきれる」
(講演した吉原会長):「事故が起きた場合に日本全体が取り返しのない事態になりかねない。誰も責任をとれない。みんなで考える必要があるのではないか」