2022年10月4日火曜日

東京電力がトリチウム水でヒラメの飼育をスタート

 東電は、福島第一原発の処理水の安全性の確認や情報発信に向けて、処理水を使って魚の飼育を行い、ヒラメの体内にトリチウムが凝縮されないことなどを確認するための試験を始めました。安全を強調したいのでしょうがどんな意味があるのでしょうか。

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東京電力 処理水でヒラメの飼育をスタート 情報発信へ飼育状況をライブ配信
                         福島中央テレビ 2022/10/3
東京電力は、福島第一原発の処理水の安全性の確認や情報発信に向けて、試験的に処理水を使って魚の飼育を始めた
国と東京電力は、処理水に含まれるトリチウムの濃度を国の基準の40分の1まで海水で薄めた上で、2023年の春にも海への放出を始める計画で原子力規制員会が放出を認可している。
環境への影響は、軽微とされているが、東京電力は安全性を分かりやすく発信し風評対策につなげるため、3日から、薄めた処理水の中でヒラメを飼育する試験を始めた。
試験ではヒラメの体内にトリチウムが凝縮されないことなどを確認する計画で、飼育の様子はWEBサイトでライブ配信される。