川内原発1・2号機の20年間の運転延長を申請した九州電力に対し、原発反対の市民団体が申請の取り下げを申し入れました。
市民団体鳥原良子会長は「住民への説明など何も示されないままでの規制委員会への申請に、住民として腹立たしい思い。もし事故があれば目も当てられない。きちんと説明すべき」と述べ、九電は今後、県民に向けて説明を行っていく考えを示しました。
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川内原発延長申請 反対派が“取り下げ”申し入れ
KYT鹿児島読売テレビ 2022/10/27
川内原発1・2号機の20年間の運転延長を申請した九州電力に対し、原発反対の市民団体が申請の取り下げを申し入れた。
川内原子力発電所の展示館を27日、訪れたのは、原発に反対する市民団体だ。九州電力が原子力規制委員会に申請した川内原発の1・2号機の20年間の運転延長について、申請の取り下げや県民との意見交換を求めるなどの申し入れを行った。
その後、行われた意見交換では、運転延長を考える県の分科会の結果を待たず申請したことについて疑問を呈した。また老朽化による事故への不安を訴えた。
これに対し九電は、特別点検の結果20年延長しても健全性が確保できると判断したと説明した。
(川内原発建設反対連絡協議会・鳥原良子会長):「住民への説明など何も示されないままでの規制委員会への申請に、住民として腹立たしい思い。もし事故があれば目も当てられない。きちんと説明すべき」
九電は今後、県民に向けて説明を行っていく考えだ。