福島第1原発3号機では21年2月に使用済み燃料プールから全ての燃料の取り出しが完了しています。しかしまだ制御棒などの高線量の機器が残っていることから11月末にも取り出し作業を始める計画です。因みに500シーベルトの場合、1分間照射されると致死量に達します。
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福島第一原発3号機で制御棒など高線量の機器を取り出しへ 東京電力が11月末にも開始
福島テレビ 2022/10/28
燃料が溶け落ちる過酷な事故を起こした福島第一原発3号機では、2021年2月に使用済み燃料プールから全ての燃料の取り出しが完了した。
しかし、プールの中には、まだ制御棒などの機器が残っていることから、東京電力は11月末にも取り出し作業を始める計画を10月27日示した。
線量は、機器によっては数百シーベルトと非常に高いことから、クレーンを使い遠隔で行われる。
取り出された機器は、専用の施設で保管され、作業は2025年度まで続けられる予定だ。