鹿児島県が運転延長の可否を検証するために設置した専門委員会の分科会で議論が続く中で、九電が川内原発1、2号機の運転延長を申請したことに反対する市民団体が、鹿児島県知事に九電に抗議するよう申し入れ書を提出しました
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川内原発運転延長「申請は拙速 抗議を」市民団体が知事に申し入れ 鹿児島県
MBC南日本放送 2022/10/20
九州電力が川内原発1、2号機の運転延長を申請したことに反対する市民団体が、知事に九電に抗議するよう申し入れました。
(川内原発20年延長を止める会 江田忠雄共同代表):「今回の九電の申請は20年延長ありきの暴挙でしかありません」
20日は「川内原発20年延長を止める会」のメンバーらが知事宛ての申し入れ書を提出しました。
川内原発1号機は2024年に、2号機は2025年に40年の運転期限を迎えるため、九電は今月12日に20年の運転延長を原子力規制委員会に申請しました。
運転延長の可否を検証するために県が設置した専門委員会の分科会で議論が続く中で、九電が延長申請をしたことを受け、市民団体は知事に対し、九電に抗議することと国に運転期限を原則40年とするルールを今後も守るよう働きかけることを求めています。
(川内原発20年延長を止める会 野呂正和事務局長):「県の専門委員会の分科会での議論はまだ途中で、20年延長は拙速」
市民団体は、九電に対しても延長申請の撤回を申し入れました。