高浜原発4号機は定検を終了し21日に運転を再開する予定でしたが、原子炉格納容器中の冷却系統の圧力上昇を抑える装置「加圧器逃がし弁」で温度異常高の警報が出ました。原因を究明するため運転再開を中止しました。
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関電・高浜原発4号機“警報が作動”で運転再開が延期 外部環境への影響なし
MBSニュース 2022/10/22
関西電力は、10月21日の夜に運転を再開する予定だった高浜原発4号機(福井・高浜町)について、トラブルが発生したことに伴い、再開を延期すると発表しました。
関電の高浜原発4号機は、今年6月に定期検査のため運転を停止。検査はおおむね予定通り進んでいて、当初は10月21日の夜に原子炉を起動して運転を再開する予定でした。しかし、関電によりますと、21日午後4時半すぎ、原子炉格納容器の中で、冷却系統の圧力上昇を抑える装置「加圧器逃がし弁」で温度が上昇し、警報が作動。放射能漏れなど外部環境への影響や作業員の被曝などはないということですが、原因はまだ判明しておらず、新たな再開時期は未定だということです。
高浜4号機は、岸田文雄総理が冬の電力需給ひっ迫を回避するために稼働が必要な原発として挙げていた9基のうちの1基です。