2022年10月17日月曜日

「福島の事故忘れるな」 川内原発運転延長で反対派が抗議活動

 九電が12川内原発1、2号機の運転期間延長を申請したのを受け、鹿児島県内の反原発団体は14日、各地で延長反対を訴える抗議活動を繰り広げまし
 運転延長反対する市民グループは14「運転延長について県の検証結果を待たずに申請することは、県民をないがしろにする行為などとする抗議文を九電に手渡しました。
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「福島の事故忘れるな」 川内原発運転延長で反対派が抗議活動
                      南日本新聞 2022/10/15
 九州電力が川内原発1、2号機(薩摩川内市)の運転期間延長を12日に申請したのを受け、鹿児島県内の反原発団体は14日、各地で延長反対を訴える抗議活動を繰り広げた
 【写真】川内原発20年延長の反対を訴える市民ら=14日、薩摩川内市のJR川内駅西口
 「ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会」は、鹿児島市の九州電力鹿児島支店を訪れ、池辺和弘社長宛ての抗議文を手渡し、申請を直ちに撤回するよう求めた。運転延長を検証する県専門委員会の結果を待たずに申請するのは「県民をないがしろにしている」と指摘。「地震や火山の危険性があり、使用済み核燃料の処分方法も決まっていない」と批判した。
  薩摩川内市のJR川内駅前では、「さよなら原発いのちの会」のメンバーが抗議集会。「20年延長反対」と書かれた横断幕を掲げ、「福島原発の事故を忘れるな」「老朽原発を動かすな」と声を張り上げた。  同日は「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」も、九電に運転延長撤回を求める要請書を提出した。


「古くなれば危険性は増す リスクを県民に与えないで」川内原発運転20年延長申請へ市民団体が抗議文 鹿児島県
                   MBC南日本放送 2022/10/14
九州電力が12日、国に川内原発の20年運転延長を申請したことを受け、反対する市民グループは14日九州電力に抗議文を手渡しました。
「川内原発1・2号機の運転延長申請を直ちに撤回すること」
九州電力に抗議文を提出したのは、脱原発を訴える市民グループらおよそ30人です。
川内原発1、2号機は、2024年から2025年にかけて40年の運転期限を迎えますが、原子力規制委員会が認めれば、1回に限って最大20年の運転延長が可能になります。
九電は12日、「特別点検で1、2号機ともに異常は確認されなかった」として運転期間20年の運転延長を申請しましたが、市民グループは抗議文で「運転延長について県の検証結果を待たずに申請することは、県民をないがしろにする行為」などと訴えています。
(ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会 向原祥隆共同代表)「古くなればなるほど危険性が増すことはすべての人が分かっていると思う。どれだけチェックをしても事故というのは常に想定外で起こるわけで。とにかく危険な原発の20年延長なんてやめてほしい」
九州電力は「抗議内容については社長をはじめ、社内で共有する」としています。