2022年10月29日土曜日

女川原発事故想定で訓練 再稼働同意後は住民初参加

 宮城県などは29日、東北電力女川原発での重大事故を想定し20年に地元が2号機の再稼働に同意して以降、初めて住民も加わった訓練となりました。
 住民らは自家用車やバスなどに分かれ。21年に全線開通した三陸沿岸道路も利用して避難所まで移動効果を検証します
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宮城・女川原発事故想定で訓練 再稼働同意後は住民初参加
                            共同通信 2022/10/29
 宮城県などは29日、東北電力女川原発(女川町、石巻市)での重大事故を想定した防災訓練を行った。立地と周辺の6市町の住民と関係機関が参加し、避難計画に基づいて安全地域まで退避。2020年に地元が2号機の再稼働に同意して以降、初めて住民も加わった訓練となった。
 三陸沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、2号機は緊急停止、炉心損傷で放射性物質が放出されたとの想定で実施した。原発から30キロ圏内の住民のほか、国や県、自衛隊、警察が参加した。
 住民らは自家用車やバスなどに分かれて避難所まで移動。21年に全線開通した三陸沿岸道路も利用し、効果を検証する。