2015年6月28日日曜日

7月21日、ADR申し立て 福島の渡利住民3150人

福島民友ニュース 2015年6月27日
 東京電力福島第1原発事故に伴う慰謝料を東電に求め、裁判外紛争解決手続き(ADR)による和解仲介を集団で申し立てる準備を進めている福島市渡利地区の住民が7月21日、原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てることが26日、弁護団への取材で分かった。申し立て住民は同地区人口の約2割に当たる約1150世帯、約3150人に上る。
  弁護団によると、住民は原発事故で精神的苦痛を被ったとして、2011(平成23)年3月から同8月まで1人当たり月20万円、同9月から和解成立まで月10万円を求める。