2015年6月9日火曜日

反原発を訴えて市民らパレード 岐阜

中日新聞  2015年6月8日
 原発の再稼働に反対する「さよなら原発パレードinぎふ」が七日、岐阜市中心部であり、三百人が集まった。
 参加者は「この夏も原発ゼロだぜぇ~」「原発即時ゼロ」と書かれた横断幕やボードを手に、金公園(金町)を出発。「さよなら原発、再稼働反対」「子どものために安全を守ろう」などと訴えながら、JR岐阜駅前などを通り金公園に戻る二キロを歩いた。
 岐阜市長良、主婦田中理津子さん(38)は長男の陸斗君(2つ)と参加。「原発は事故が起きたときに失うものが大きすぎる。子どものためにも再稼働は絶対に阻止したい」と話していた。
 パレードは有志でつくる市民団体「さよなら原発・ぎふ」が三カ月おきに開く。呼び掛け人の岐阜市加納、農業小森真人さん(52)は「風化するのが一番怖い。定期的に集まり、声を上げ続けることが大切だと思う」と話していた。(安部伸吾)