2016年8月23日火曜日

23- 東海第二の運転延長反対 市民団体が署名活動

東海第二の運転延長反対 市民団体が署名活動 東海村長へ26日提出
東京新聞 2016年8月22日
 二〇一八年に営業運転開始から四十年を迎える日本原子力発電(原電)東海第二原発(東海村)について、脱原発を訴える市民グループが二十一日、原電に運転の延長申請をしないよう求め、JR水戸駅で署名活動を実施した。
 
 署名を集めているのは、県内の脱原発グループなどでつくる「東海第二原発再稼働問題・署名実行委員会」。原則四十年の法律上の寿命を超えて東海第二原発を運転することに反対している。また、再稼働の事前協議などに、立地する県と東海村に加え、ひたちなか市や日立市、水戸市などの周辺自治体も参加できるよう、原電に原子力安全協定の見直しを求めている。
 
 署名活動は今年二月にスタート。約半年かけて集めた署名を二十六日、一次集約分として東海村の山田修村長に提出する。この日は、実行委のメンバー十人が駅前に立ち、鉄道の利用客や買い物客らにチラシを配るなどして協力を呼び掛けた。 (越田普之)