2015年7月18日土曜日

30年電源構成、最大22%活用 原発回帰 

 経産省の有識者委員会は16日、2030年の電源構成比率で、原発の割合を「20~22%」とする報告書をまとめました
 パブリックコメントを踏まえ、原発の割合に関して「可能な限り低減」との文言を原案に加えたものの、それは「原発の建て替えがなければ達成しないという数値です。
 
 太陽光や水力、風力などの再生可能エネルギーについては、現在の約の「22%~24%」に増やす方針明記しましが、海外の現状のレベルと比較しても極めて低いものになっています。
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30年電源、原発回帰 最大22%活用決定
東京新聞 2015年7月17日
 経済産業省の有識者委員会は十六日、二〇三〇年の電源構成比率で、原発の割合を「20~22%」とする報告書をまとめた。意見公募(パブリックコメント)を踏まえ、原案の文言を一部修正した。報告書の決定を受け、政府は実現に向けた施策づくりに乗り出す。
 
 パブリックコメントは六月二日から約一カ月実施され、二千六十件の意見が寄せられた。原発の再稼働に批判的な意見が寄せられたことを考え、原発の割合に関して「可能な限り低減」との文言を加えた。
 委員会ではパブリックコメントで集まった、原発や再生可能エネルギーに対する意見が紹介された。しかし、賛成や反対の詳細な割合は公表しなかった。坂根正弘委員長(コマツ相談役)は「意見を言いたい人が言うだけでバランスを考えた発言がない」と説明した。委員から「原発のリプレース(敷地内の建て替え)がなければ、(20~22%の)目標は達成できない」といった反対意見が出るなど議論は完全には一致しなかった。
 
 報告書では、太陽光や水力、風力といった再生可能エネルギーは「22~24%」とし、現在の約二倍に増やす方針も明記した。石炭や液化天然ガス(LNG)などを使う火力は56%とした。
 
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