原電東海第二原発(東海村)が最長20年の延長運転をするための申請期間が28日に始まるのを前に26日、約1100人が原発沿いに約1キロにわたって手をつないで「人間の鎖」をつくり、延長運転反対を訴えました。
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東海第二前で1100人「人間の鎖」 延長運転 申請前に反対の声
東京新聞 2017年8月27日
日本原子力発電(原電)東海第二原発(東海村)が最長二十年の延長運転をするための申請期間が二十八日に始まるのを前に、延長運転に反対するため、約千百人(主催者発表)が二十六日、原発沿いに約一キロにわたって手をつないで「人間の鎖」をつくった。
参加者は蒸し暑い中、汗をぬぐいながら、「老朽原発の再稼働反対」「延長運転を許すな」などと声をあげた。脱原発を掲げる市民団体などでつくる実行委が主催。東海第二は来年十一月で、営業運転開始から四十年を迎え、寿命を迎える。原電は、最長二十年の延長運転をするための準備に入っている。
愛媛県から来た主婦秦左子さん(60)は「原発事故が起きたら避難は困難。子どもたちが安心して暮らせるふるさとを残さないといけない」と話した。 (山下葉月)