福島第1原発事故 汚染水漏れ
毎日新聞 2017年8月18日
東京電力は17日、福島第1原発の汚染水を処理する多核種除去設備で高濃度汚染水が漏れ、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2200万ベクレル検出されたと発表した。漏れた汚染水はせきの内側にとどまっており、外部への漏れはないという。東電によると、協力企業の作業員が16日午後2時15分ごろ、多核種除去設備の一部から水滴が垂れているのを発見。漏れた汚染水は推定で50ミリリットルとみられる。テープを巻いて補修すると漏れは止まったという。【岡田英】