福島原発事故で全村避難が続く飯舘村は15日に、村民の姿を写した写真や動画をインターネット上で見ることができる「デジタルアーカイブ(資料館)」を開設します。
写真は約2000枚、動画は約100本で、写真は昭和初期から現在までものを公開するということです。
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飯舘村民の絆つなぐ 写真・動画をネットで15日から公開
福島民友新聞 5月13日
東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村は15日、村民の姿を写した写真や動画をインターネット上で見ることができる「デジタルアーカイブ(資料館)」を開設する。
避難生活を強いられている村民の絆をつなぐ事業として昨年4月から準備を始め、村民に資料の提供を呼び掛けてきた。
閲覧できるのは写真約2000枚、動画約100本。写真は昭和初期から現在までものを公開。年代不明の白黒写真もある。村公民館が所蔵していた写真や村史の写真も公開する。
写真には撮影された日時や説明文が付けられており、当時の様子を知ることができる。
種類別や年代別に公開する。種類別では「くらし・まち・風景」「自然・歴史・文化」「震災」「村のこれから」「その他」などに分類した。
村は今後、村史や広報誌もデジタルアーカイブで公開する計画。開設後も村民に写真や動画などの提供を呼び掛ける。デジタルアーカイブのアドレスは