4月14日に福井地裁の樋口英明裁判長(名古屋家裁に異動)が出した、高浜原発3、4号機再稼働差し止めの仮処分決定に対し、関電は決定取り消しを求める異議を申し立てていましたが、福井地裁(林潤裁判長)は、18日、却下しました。
取り消す明らかな事情があると判断できる程度の証拠が、関電側から提出されなかったとされています。
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仮処分の執行停止は却下 高浜原発の再稼働差し止め
東京新聞 2015年5月19日
関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働差し止めを命じた仮処分を不服として、関電が申し立てた仮処分の効力を一時的に止める執行停止について、福井地裁(林潤裁判長)が却下していたことが19日、関係者への取材で分かった。決定は18日付。
同地裁は理由について、取り消す明らかな事情があると判断できる程度の証拠が、関電側から提出されなかったとしている。
4月14日に福井地裁の樋口英明裁判長(名古屋家裁に異動)が出した再稼働差し止めの仮処分決定に対し、関電は決定取り消しを求める異議と、異議審の決定が出るまでの間、仮処分の効力を止める執行停止を申し立てた。 (共同)