福島原発２号機の放水路上流で１３日に採取した水から、ストロンチウム９０などベータ線を出す放射性物質が１リットル当たり７万３千ベクレル（法定基準３０ベクレル）の高濃度で検出されました。
東電は港湾付近の海水の濃度には変動がないので外部への影響はないとしていますが、それは単に大量の海水で希釈されるためで、それを「影響がない」と言うのは間違いです。こうした見解を堂々と発表する体質は驚くべきものです。
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基準の２４００倍の放射性物質検出 福島第１原発２号機
産経新聞 2015年5月16日
東京電力は１５日、福島第１原発２号機の放水路上流で１３日に採取した水から、ストロンチウム９０などベータ線を出す放射性物質が１リットル当たり７万３千ベクレル（法定基準３０ベクレル）の高濃度で検出されたと発表した。
港湾付近の海水の濃度には変動がなく、外部への影響はないとしている。
東電によると、今回検出された放射性物質の濃度は、同地点で４月６日に検出された濃度（１リットルあたり１１００ベクレル）の約７０倍。現在、同じ地点で再び採取した水を調べるなどして原因の特定を急いでいる。
