2015年5月4日月曜日

相双漁協、説明会受け入れ 東電の汚染雨水流出

福島民友新聞 2015年5月2日
 相馬双葉漁協は1日、相馬市で理事会を開き、東京電力が福島第1原発の汚染雨水漏れを把握しながら公表しなかった問題について、東電による一般組合員向け説明会を受け入れる方針を固めた。佐藤弘行組合長によると、今月の最終週に開催する方向で東電と調整している。
  佐藤組合長が理事約25人に受け入れの是非を諮った。一部の理事からは「トラブルが相次ぐ中で説明会の開催は時期尚早」などと反対の声が上がったが、おおむね了承を得たという。佐藤組合長は「原発を視察したこともあり、問題の発覚直後に比べて(理事の)気持ちが和らいだのだと思う」と話した。