2017年10月10日火曜日

10- 柏崎刈羽原発再稼働反対 市民1000人集会

 8日に行われた「なくそテ原発新潟大集会」について、しんぶん赤旗と新潟日報が報じていますので紹介します。
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再稼働ノー世論大きく 柏崎刈羽原発 市民1000人集会
しんぶん赤旗 2017年10月9日(月)
 新潟県の柏崎刈羽原発再稼働で原子力規制委員会が「適合」と判断するなか、新潟市の県民会館で8日、「なくそテ原発新潟大集会」が開かれ、1000人が参加し、再稼働ノーの声を上げました。

 新潟県と長野県の原発に反対する18団体が参加する実行委員会が主催しました。
 植木史将実行委員長が「柏崎刈羽原発と全国の再稼働の動きを止めるためにも、米山隆一知事を支え、原発反対の世論を広げよう」とあいさつ。
 米山知事は「3年連続で大規模な集会を開いたご奮闘に敬意を表します。三つの検証がなされない限り原発再稼働の議論はできないという立場を堅持し、力を合わせてより良い県政の実現に向けて進んでいきたい」とメッセージを寄せました。
 連帯して首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんが「安倍政権を退陣させることが再稼働阻止の力になる。野党共闘が広がり、総選挙に関心持って投票に足を運んでもらいたい」と強調。原発をなくす全国連絡会の小田川義和氏は「東京電力は原発を動かす資格はない。安倍退場で一緒にたたかっていく」と述べました。

 集会では、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が講演しました。
 参加者が原発反対の替え歌を歌い、「総選挙で再稼働問題を大きな争点にし、再稼働中止・廃炉に向けて大きく運動を進めていく」との宣言を採択。集会後パレードしました。


再稼働反対へ「世論高める」 新潟で反原発集会
新潟日報 2017年10月9日
 県内外の反原発団体による「なくそテ原発 新潟大集会」が8日、新潟市中央区の県民会館で開かれた。原子力規制委員会が4日に東京電力柏崎刈羽原発の審査で事実上の「合格」を出したことに対し、約千人の参加者が柏崎刈羽原発の危険性を訴え、再稼働に反対する意思をアピールした。

 原発ゼロなどを訴える県内16団体と長野県の2団体による実行委員会(植木史将委員長)の企画で、2014年以降、毎年開かれている。集会の冒頭、植木委員長は「これから原発推進派の圧力が強まる。再稼働反対の世論を高めなければいけない」と呼び掛けた。
 集会では「(10日公示の)総選挙においても原発再稼働問題を大きな争点にし、再稼働反対の候補者への支持を広げていきましょう」との宣言をまとめた。元経済産業省官僚の古賀茂明氏による講演も行われた。

 参加した長岡市の無職、本山文雄さん(70)は「規制委が住民の避難計画を審査しないことが一番問題。それでOKと言われても受け入れられない」と話した。