7日、長岡市で衆院選新潟5区の立候補予定者3人による公開討論会が開かれました。
野党統一候補無所属の前魚沼市長・大平悦子氏、自民党の前知事・泉田裕彦氏、幸福実現党員で諸派の笠原麗香氏が登壇しました。
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原発、安倍政権巡り論戦 5区立候補予定者が討論会
新潟日報 2017年10月8日
10日の衆院選公示を前に、新潟5区の立候補予定者3人による公開討論会が7日、長岡市で開かれた。3人が、原発への姿勢や安倍政権の評価などについてそれぞれの持論を展開した。
長岡青年会議所が主催し、有権者ら約100人が集まった。いずれも新人で自民党の前知事・泉田裕彦氏(55)、民進、社民、自由、共産の4党と連合新潟が支える野党統一候補で無所属の前魚沼市長・大平悦子氏(60)、幸福実現党員で諸派の笠原麗香氏(25)が登壇した。
原発については、泉田氏は「事故時の対応について国民的な議論が必要だ。外野から言っても問題点は直せない。中(与党)から働き掛けたい」と述べた。
大平氏は「市長時代から原発ゼロを目指すと言い続けてきた。事故が起きないとは言い切れない。使用済み核燃料の(処分地)問題などもある」と語った。
笠原氏は「安全性が確認された原発は早期に再稼働すべきだ」と訴えた。
安倍政権の評価では、泉田氏は「都市と地方の格差が生じている」としつつ、「政治の安定、外交での日本の存在感の高まりは評価する」と述べ、70点と採点した。大平氏は「企業業績の回復が、賃金上昇になかなかつながらない。地方でアベノミクスの効果は表れていない」と批判し、40点を付けた。笠原氏は30点とし、「消費税率を8%に上げ、個人消費を鈍らせた」と指摘した。