規制委、再稼働原発の監視を強化 更田委員長
共同通信 2017年10月26日
原子力規制委員会の更田豊志委員長は26日、共同通信のインタビューに応じ「稼働した原発を監視していくこれからが本番だ」と述べ、再稼働した原発のトラブルや事故を防ぐため、規制委の検査体制を強化していくと強調した。
検査官を増員するなどし、抜き打ち検査といった仕組みを導入する。「まず走りだすことが大事だ。実際に運用しながら、磨き上げていく」と語った。
東京電力福島第1原発の廃炉については「ようやく、東電は地に足が着いてきた。作業環境の改善は目覚ましい。今後、どこまで進められるかだ」と一定の評価をした。