「原発はいらない九州連絡会議」は31日、九電玄海原発3、4号機の再稼働中止を求め、九電と玄海町に申し入れを行いました。
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九州反原発団体、玄海再稼働中止求める
佐賀新聞 2016年09月01日
九州ブロック平和運動センターや原水禁九州ブロックなどでつくる「原発はいらない九州連絡会議」(議長・吉川元社民党衆院議員)は31日、九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働中止を求め、九電と玄海町に申し入れを行った。
新規制基準に基づく玄海3、4号機の審査が大詰めを迎えているのを受け、九州、沖縄8県の代表者26人が玄海エネルギーパークと玄海町役場を訪問。瓜生道明社長と岸本英雄町長宛ての申し入れ書をそれぞれ担当者に手渡した。
九電に対しては、玄海3、4号機の再稼働と川内原発(薩摩川内市)の運転中止、使用済み核燃料の処理工程の明確化、再稼働に必要な地元同意の範囲に30キロ圏の唐津市や伊万里市が含まれないことへ見解を示すことなど7項目を要請。玄海町に対しては、複合災害を想定した避難計画の見直し、九電への再稼働中止の要請、核のごみの最終処分場を受け入れないことなど5項目を求めた。
同会議の川原重信副議長は「自然災害は人知を超えたところで起こるということを胸に刻んで、真摯(しんし)に対応してほしい」と話した。