2018年11月14日水曜日

汚染牧草焼却「適正」と発表 空間線量の増加なしで 大崎市 /宮城

 放射能で汚染された牧草の試験焼却で、放射性物質が排気ガス中に漏れていないかの判別を、大崎市は空間線量の増加の有無で測るということです。
 余程膨大な量が流出しないことには空間線量は上がらないので、そんなラフなやり方はこれまで聞いたことがありません。
 試験焼却であるからには煙道から直接サンプリングして測定すべきです。
 市民団体がその方法では「漏れの検証はできない」と主張するのは当然です。
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東日本大震災
汚染牧草焼却「適正」 放射線量、実施前と最高値比較 大崎市 /宮城
毎日新聞 2018年11月13日
 東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質に汚染された牧草の試験焼却で、大崎市は10月からの第1クール中と焼却開始前に観測した空間放射線量の「最高値」などを公表した。「実施前の最高値を超えるものはなかった」として、同組合は12日から第2クールの試験焼却を始めた。一方、放射能汚染を監視・測定する市民団体は「最高値を比べても、『漏れ』の検証はできない」と指摘する。 
 
 同市などは10日までに、同市内の焼却場、最終処分場周辺の三つの「協議会」で行政区長らに第1クールの… 
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