2018年11月6日火曜日

福島原発廃炉作業 過労死を労災に認定

福島第1原発で過労死認定 長時間労働が原因、車両整備
共同通信 2018年11月5日
 東京電力福島第1原発事故後、構内で車両整備に当たっていた男性が昨年10月、勤務中に倒れて死亡したのは長時間労働による過労が原因だったとして、いわき労働基準監督署が労災認定をしていたことが5日、分かった。遺族から相談を受けた関係者が明らかにした。亡くなる直前の同9月の残業は100時間を超えていたという。
 
 事故後の第1原発での、長時間労働を原因とする過労死認定について、厚生労働省の担当者は「聞いたことがない」と話しており、初めてとみられる
 東電は「労災申請の事実関係について、当社として答える立場にない」としている。