2015年1月27日火曜日

浜岡原発燃料貯蔵施設を設置申請 中部電

東京新聞 2015年1月26日 
 中部電力は26日、浜岡原発(静岡県御前崎市)敷地内で使用済み核燃料を保管する「乾式貯蔵施設」の設置許可を、原子力規制委員会に申請したと発表した。2018年度からの使用を目指す。事業費は約300億円で、規制委の許可後に着工する予定。
 
 中部電は08年12月に乾式貯蔵施設の建設を発表。当初計画では、使用開始時期を16年度としていたが、新規制基準に対応するため、施設の耐震性など基本設計を見直していた。
 
 乾式貯蔵施設は、使用済み核燃料を特殊な容器に入れ、空気で冷やしながら保管。水や電気を用いるプール貯蔵式に比べ、津波や地震に対する安全性が高いとされる。(共同)