柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けての東電による地元説明会が、22日、柏崎市で行われました。住民約140人が参加しました。
会場からは、「福島第1原発事故の原因もはっきりしないまま、審査の説明を聞いても納得いかない」という意見や、福島県浪江町から避難している男性の「福島の事故も終わっていないのに、柏崎刈羽原発の審査申請をするのはおかしい。自分の家に帰れない苦しみが分かるのか」という訴えなどが出されました。
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柏崎原発で東電が地元説明会 住民「福島の原因究明を」
東京新聞 2015年1月22日
東京電力は22日、再稼働に向けて準備を進める柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について、柏崎市で住民説明会を開き、国の原子力規制委員会による審査の途中経過を報告した。会場から「福島第1原発事故の原因もはっきりしないまま、審査の説明を聞いても納得いかない」など、福島事故の原因究明を求める声が上がった。
福島県浪江町から柏崎市に避難している男性は「福島の事故も終わっていないのに、柏崎刈羽原発の審査申請をするのはおかしい。自分の家に帰れない苦しみが分かるのか」と訴えた。
住民説明会には約140人が参加した。