2016年4月14日木曜日

汚染水流出で検審に申し立て 福島原発告訴団

東京新聞 2016年4月13日 
 東京電力福島第1原発から汚染水を海に流出させたとして、東電役員らを公害罪法(人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律)違反容疑で告発した福島原発告訴団は13日、福島地検の不起訴処分を不服として、福島検察審査会に審査を申し立てた。
 
 告訴団約6千人が2013年、法人としての東電と新旧役員32人を告発。福島地検は今年3月、「汚染水の排出は立証困難」などとして、全員を不起訴処分にした。今回、告訴団の武藤類子団長ら3人が、不起訴処分のうち嫌疑不十分とされた法人としての東電と新旧役員7人に対象を絞り、審査を申し立て。
 今後は第2次申し立てを行う方針。(共同)