時事通信 2015年4月13日
東京電力は13日、核燃料が溶け落ちた福島第1原発1号機の格納容器内部1階西側で、ロボットを使って放射線量を測定したところ、毎時7~9.7シーベルトだったと発表した。人が浴びると、1時間以内に死亡する高線量だった。
東電によると、ロボットは10日に格納容器1階部分を走行した際、6カ所で線量を測定した。温度は17.8~20.2度だった。
調査に関わったのは協力企業の作業員36人と東電社員8人。被ばく線量は最大1.73ミリシーベルトで、協力企業の作業員だった。