長野県富士見町で13日に捕獲された野生のニホンジカから、放射性セシウム(Cs)134と同137の合計で160ベクレル/キロが検出されました。富士見村は東電福島第一原発から290キロも離れています。
なお、そこから90キロ以上北に位置している「塩の道」沿いの苔から、乾物重量kg当りCs134⇒10.4 ベクレル、Cs137⇒121.3ベクレルが検出(民間人が測定)されたという報告も上がっています。
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捕獲の二ホンジカ 基準超える放射性セシウム検出 長野
産経新聞 2017年11月18日
(長野)県林務部は17日、富士見町で13日に捕獲された野生のニホンジカから国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。出荷はされていなかった。
同部などは、同町で捕獲されたニホンジカの肉を当面の間、出荷や販売、自家消費しないよう、野生鳥獣肉加工施設や狩猟者、飲食店などに周知する。
検出されたのは放射性セシウム134と同137の計160ベクレル(1キロ当たり)。同部によると、この肉を毎日1キロ、1年間食べ続けても健康には影響がないという。