もんじゅ燃料、7月取り出し開始 原子力機構が計画
共同通信社 2018年1月26日
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業の第1段階となる使用済み核燃料の取り出しについて、日本原子力研究開発機構が7月に作業を始め、2022年12月に終える計画を立てていることが26日、機構への取材で分かった。
ただ、廃炉計画は原子力規制委員会が現在審査中で、機構は「規制委の認可が得られることが前提」としている。
計画によると、7月以降、原子炉に隣接する炉外燃料貯蔵槽から計530体を4回に分けて取り出し、水で満たされた「燃料池」に移送する。炉心からの取り出しは19年7月に始め、22年5月までに3回にわたって計370体を取り出すとしている。