2018年1月4日木曜日

東電が原発の定検で他電力との提携を検討

 原発の定検(定期検査)は1年半稼働するごとに行い、数か月掛けて千人規模を動員するといわれています。東電は費用を節減するために、他電力と共同で行い作業を効率化することを検討しています。
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東電、原発検査で提携検討 作業効率化狙い他電力と
京都新聞 2018年1月3日
 東京電力ホールディングスが、他の電力会社と原発の定期検査(定検)で提携を検討していることが3日、分かった。現在は各電力で行っているが、共同で実施して人員やノウハウを補完し合うことで作業を効率化する狙い。経営再建計画で掲げた、原子力分野の再編統合に向けた取り組みの一環。原子炉の型が同じ電力会社を中心に呼び掛ける見通しだ。

 原発の定検は、各電力の担当部署や子会社が中心となり、原子炉メーカーと協力しながら実施している。数カ月以上かかり、千人規模を動員するため負担が大きい。人材確保と原発停止に伴う収益悪化を背景に、定検の合理化は各社の課題となっている。