山梨県富士吉田市などの野生キノコ:ショウゲンジから606、444、307ベクレルなどのセシウムが検出されました(1キログラム当たり 以下同)。
アミタケ、チャナメツムタケ、ナラタケなどからも、50ベクレル以上の高いセシウムが検出されました。
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ショウゲンジから高濃度セシウム検出 山梨
産経新聞 2014年10月9日
野生キノコについて、県は出荷制限区域となっている(山梨県)富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村で16種類23検体をサンプリングして放射性物質検査を行い、富士河口湖町と鳴沢村のショウゲンジから食品衛生法で定めた基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと8日発表した。ヨウ素は不検出だった。ショウゲンジは9月の検査でも基準値を超える濃度が計測されている。
検査結果によると、富士河口湖町で採取したショウゲンジ1検体からセシウム137が606ベクレル、鳴沢村の2検体から同307、444ベクレルの高い濃度が計測された。富士吉田市のキハツタケからも203ベクレルの濃度が計測された。このほかにも基準値を下回っているものの、富士吉田市のナラタケ(52・9ベクレル)、鳴沢村のチャナメツムタケ(69・7ベクレル)、富士河口湖町のアミタケ(70・8ベクレル)などから比較的高い濃度が計測された。
23検体のうち8検体からはセシウム137は検出されていないが、出荷制限区域内の野生キノコは採取、出荷、摂取自粛の対象となっている。