2014年10月6日月曜日

雨の札幌大通公園 再稼動反対に全道から3500人

「再稼働反対」を唱和 札幌 全道から集会に3500人
しんぶん赤旗 2014年10月5日
 札幌市の大通公園で4日、「原発いらない」の一点で幅広い勢力が共同する「ストップ再稼働!・さようなら原発北海道集会」が開かれました。雨が激しく降りつける中、貸し切りバスを出すなど、全道各地から3500人が参加し、「泊原発の再稼働反対」などと力強く唱和しました。
 
 集会を呼びかけた、小野有五・北海道大学名誉教授、麻田信二・道生活協同組合連合会会長理事、西尾正道・道がんセンター名誉院長が発言。小野氏は「原発が動かなくても、事故がなくても、放射性廃棄物は残ります。原発をやめて安全な北海道をつくるべきです。未来の子どもたちのために一刻も早く泊原発を廃炉にしましょう」と訴えました。
 歌手の加藤登紀子さんが集会に駆けつけ、歌で参加者を激励。上田文雄・札幌市長も特別ゲストとしてスピーチしました。
 参加者は「命と暮らしを守るため、そして、子どもたちの未来を守るため、すべての原発をなくしましょう」とする集会アピールを確認しました。
 集会後に予定していたデモ行進は、雨が強くなったため中止となりました。