2014年10月30日木曜日

福島3号機は核爆発(投稿記事)

 (これは、26日付記事「(山口県)上関で反原発集会『原子力の日』合せ訴え」に対して コメントの形でいただいたものですが、長文である上に重大な問題提起がされていますので、投稿記事の形で紹介します。 事務局
 
私達が真っ先にしないといけないことは、
3号機のプール内の瓦礫の下を1日も早く東電に公開させることです。
「瓦礫の下を見たら、ある筈の使用済燃料の何割かが無かった」となると、
それらは2011/3/14の爆発時に飛散してしまっていて、
それらが日々200km圏内の住民の肺に溜まっていってることになるからです。

プール内にある使用済燃料は、
原子炉にある燃料と同じもの(原子炉から移して来てそのまんま置いてある)で、
単に間隔を広くすることで核反応が起きないようにしてるだけなのですから、
水素ガス爆発でプール内の水が動いてラックが壊れて燃料の間隔が狭くなったら
原子炉で発電時に起きてる核分裂の連鎖反応と同じものが起きても不思議はないし、
その際は制御棒が無いので
連鎖反応が行過ぎて燃料が溶けて気化して大気中に飛散しても不思議はないのです。
現に、2011/3/14の爆発を見ると、水素ガス爆発に引き続いて、
プール内の水が一瞬で水蒸気になって吹き上げられる様が見えるではないですか。
一瞬で水蒸気になった理由は、燃料が超高温になったから(溶けて気化するほどに)。

測定で使用済燃料の成分が見つからないから飛散してないに決まってる
と考えるのは間違え。
使用済燃料の成分の大半は、
堆積はとびとびなのに、測定器を数cm以内に近づけないと反応しない、
という見つけずらいものなのです。
たとえ、そこらかしこに膨大な量、堆積していても、
あんな数箇所しか測らないスカスカな測定の仕方で見つかるわけがない。
そこらかしこに膨大な量、堆積していてるか否かを測定で判断することは
事実上不可能なのです
(測定器を数cm以内に近づけないと反応しないから)。

それを判断するには、
3号機のプール内の瓦礫の下を1日も早く東電に公開させるしかないのです。

国連科学委、政府、学者、マスコミが、
「避難は20km圏で充分。その外は移住させなくても健康被害は出ない」
と言い張っていますが、
そう言い切れる理由は、
「使用済燃料はばら撒いていない」と東電が言ってるからだそうです。

国連科学委、政府、学者、マスコミが
「避難は20km圏で充分」と平気で言える理由は、
もし間違ってて将来膨大な数の死者が出ても「自分も東電に騙された」と言えば
逃げ切れると思ってるからです。
そう逃げ切れる状況にしておくために、根拠の発信元をすべて東電にしてるんです。

しかし東電がどれほど嘘つきかは公知の事実です。
そのことはこの動画を見ればわかります(東電テレビ会議録画。本37-6)。
 
 
上の動画が公開され、
東電がどれほど嘘つきかの証拠を彼らも見ている以上、
「自分も東電に騙された」という言い逃れは通用しない。
嘘と知っててそれに乗っかっているのは明らか。
いや、むしろ裏で、自分達の方から東電にその嘘を言わせている可能性が高い。
自分達の方から東電に
「処罰されるのは法人であって東電内の個人は誰も処罰されないから、
 我々が根拠にしたいことのすべてを、東電が言ってることにしてくれ。」
という感じで頼んでいる可能性が高い。
国連科学委も政府も学者もマスコミも、みんなが...

もし膨大な数の人が肺癌で死に始めたら、
まず国連科学委のメンバーを大量虐殺の実行犯として告訴することです。
そうすれば国連科学委のメンバーは
「根拠は東電発表だけだと言った筈だ」と反論し、
国連科学委自身が調査したと思い込ませるように騙したのは誰だ
ということで争いが始まって
誰が悪意をもって捻じ曲げたかの真実が表に出て来ます。

もう3年半も経ってるのにプール内の瓦礫の下を未だに見せてくれない。
3年半も経ってまだ見せてくれないのを
国民の誰も異常事態だとは思わないのでしょうか?

暴力の強い側(霞ヶ関、自民党、大手マスコミ)に付くという生き方が
嘘とわかってて強い側に付くという生き方が、
強い側に付いて一緒になって、弱い側の人を叩きのめすという生き方が、
どれほど卑劣で恥ずかしいことか、考えてみてください。
みなさん、なぜそんな生き方をするのか、自分の子供に説明できますか。