2015年11月5日木曜日

05- 柏崎刈羽原発で不適切管理 6、7号機のケーブル敷設 規制委

時事通信 2015年11月4日
 原子力規制庁は4日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)で、原子炉の安全設備に関する信号を伝送するケーブルが不適切に敷設されていたと原子力規制委員会に報告した。6、7号機は再稼働の前提となる審査が行われており、同じ沸騰水型原発の中で優先的に審査が進められている。
 同庁によると、9月28日に東電から、柏崎刈羽6号機で安全設備の信号を伝送するケーブルとそれ以外のケーブルが混在していたと連絡があった。設計上、安全設備の信号を伝送するケーブルは他のケーブルと分離板で区分する必要があるが、不適切な工事によって分離板が除去されたり破損したりし、混在した状態になっていたという。