「安全・安心でおいしい地下水連絡協議会」の第6回安全・安心でおいしい地下水サミットは10日、11日、福島県小野町で開かれ、8市町村約350人が参加しました。
10日には、土壌・大気汚染の防止、放射性物質のモニタリング検査態勢の充実など地下水保全の推進を盛り込んだサミット宣言を採択し、11日は田村市滝根町のあぶくま洞などを視察しました。
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安全な地下水守れ 小野町で全国8市町村サミット
福島民報 2015年11月11日
(福島)県内5町村を含む全国8市町村が加盟している「安全・安心でおいしい地下水連絡協議会」の第6回安全・安心でおいしい地下水サミットは10日、小野町の小野中体育館で開かれた。
森林資源の育成や土壌・大気汚染の防止、放射性物質のモニタリング検査態勢の充実など地下水保全の推進を盛り込んだサミット宣言を採択した。
約350人が参加した。協議会長の大和田昭小野町長が進行役となり、各市町村長らが地下水保全の取り組みを報告した。小野町出身で東京農大名誉教授の小泉武夫氏が基調講演した。
県土地・水調整課の菅原裕泰主任主査が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の地下水保全事例を紹介した。
11日は田村市滝根町のあぶくま洞などを視察する。次回は千葉県芝山町で開く。
加盟市町村は次の通り。
▽県内=鮫川村、平田村、古殿町、小野町、川内村▽県外=北海道東川町、千葉県芝山町、愛媛県西条市