政府と東電は26日、福島原発2号機建屋の5階床面から上の部分の解体・撤去を来年夏から開始すると発表しました。
使用済み核燃料プール内の燃料や炉心から溶け落ちた燃料(燃料デブリ)の取り出しに向けた作業です。
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2号機建屋、来夏解体へ 福島第1原発
東京新聞 2015年11月26日
政府と東京電力は26日、福島第1原発2号機の原子炉建屋上部の解体作業を来年夏ごろに開始すると発表した。使用済み核燃料プール内の燃料や炉心から溶け落ちた燃料(燃料デブリ)の取り出しに向けた作業で、クレーンなどを設置するため最上階の5階床面より上の構造物を全て撤去する。
本格的な解体作業に先立ち来年春ごろ、建屋脇に作業台を設置する。
現在の廃炉工程表では、2号機プールからの燃料取り出しは2020年度に始まる。燃料デブリの取り出しは最初の号機で21年開始の見通し。 (共同)